怒りについて〜子どもを怒ってしまうときの本当の気もちは何?

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6秒で声分析、自分を見つめる音声診断ねいろです。

先週末から新しい出会いがあったりして楽しく過ごしながらも、家では何もする気になれず、特別な理由はないのに心ここにあらずな感じで落ち着かない日々を過ごしていました。
が、
『6月は古いものを整理するために精神的にも肉体的にもキツイ日が続くけれど、今日6/21の夏至を境にガラッと変わる。陰と陽が切り替わる』
との記事を目にして、そっかー!そうゆうことだったのかー!となんだか元気になって肩こりも軽くなった気がしている単純なわたしです。笑


なのでさっそく久々に記事アップを。


先日の記事「嫉妬について〜」の
怒りのくだりについて
第一次感情、第二次感情って何?
どう違うんですか?
とご質問をいただいたので
今日は「怒り」についての話です。

あなたが誰かや何かに対して怒ったその時、いちばん最初に感じた感情は何だったでしょう?
その最初に感じた気持ちや想いこそが第一次感情です。

例えば…
いつもは学校が終わるとまっすぐ帰ってくる小学生の子どもが、夕ご飯の時間になっても帰ってこない。
外はだんだんと暗くなってくる。
いてもたってもいられず、お友達のお宅や学校に問い合わせの電話をした方がいいのではと思っていたその時、子どもが「ただいまー」といつも通りの顔で帰ってきた場面…

そんな時、やってしまいがちなのが
「こんな遅くまでどこで何やってたの!!!」と怒ってしまうこと。
(もしかして怒鳴ってしまうかもしれません)

そして、たぶん、その後にはこんなセリフが続くのでは。
「こんな遅くまでどこで何やってたの!!!

心配したでしょ!!!」


そう、心配だったんですよね〜。


いつもは学校が終わるとすぐに帰ってくる子。帰ってくるなり今日の夜ごはんなあに〜?と聞いてくる食いしん坊わが子(仮の設定ですよ^^;)が夕食の時間を過ぎても帰ってこないなんて…
何かあったに違いない!事故にあったのか、それともこのご時世だから…
なんて、心の中は不安でいっぱいになりわるい方へ妄想が膨らんだりもします。
心配で心配で生きた心地がしませんよね。

そのとき心の中にあるのはたぶんこんな感じ。

心配 不安 おそれ 恐怖etc…いろんな想いがうずまいています。


それが、わが子の元気な顔をみたとたん安心すると同時に口をついてくるのがさっきの「こんな遅くまで〜」のお怒りモードのセリフ。

水面下に隠れている第一次感情が引き金となって、第二次感情である怒りをおこしてしまっての言葉といったところでしょうか。


そしてそんな時、帰宅するなりいきなり怒られた子どもはどう感じるでしょう。

素直な子だったり、おとなしくて気が弱い子だったら、すぐに泣きながらごめんなさいするかも。
また、どうしても遅くならざるを得ない正当な理由があったとして、それを聞くことなく頭ごなしに怒られたら、親に対して反発心を持ってしまうかもしれません。
さらに、子どもなりに悪いと思って反省しながら恐る恐る帰ってきた場合も同じで、自分が悪いのはわかっているけどそんなふうに怒られると素直に謝れずヘソを曲げちゃうみたいなこともあるかもしれませんよね。


ではこんな時、親はどうすればいいのでしょう。

それはズバリ!まずはそのときの心の中、自分の素直な想いを伝えることです。
例えばこんなふうに。

「良かった〜!〇〇が無事に帰ってきてくれて。安心したよ。夕ご飯になっても帰ってこないから、何かあったんじゃないかと思ってお母さんとっても心配したんだよ〜」


ここでご自分の立場を置き換えて想像してみてくださいね。
自分が子どもだったら、こう言われるのと先ほどのセリフではどちらが心に響きますか?

実は、これに似たことがその昔わたしにもありまして…

その1。自分が子どもだった頃。
友だちとおしゃべりしていて帰宅が遅くなり玄関に入ったとたん怒られて。
今だったらその時の母の気もちがわかるけれど、子どもだったわたしにはただただ「怒られた」「怒らせてしまった」という悲しさと、自分の想いをちゃんと伝えられなかったもやもやした感覚を覚えています。

その2。小学校入学前の娘とディズニーランドに行った時のこと。
夜のパレード直前になって横にいたはずの娘の姿が見えなくなってしまい、あちこち探しまわっても見つけられなくて…夢の国なんだから怖ろしいことが起こるはずはないと思いつつ、このまま会えなかったらどうしようと、周りが賑やかで楽しげな中だけに、それはそれは恐怖で。
さんざん歩いてたどり着いた迷子センターで、スタッフのお姉さんにミニーちゃんのぬいぐるみで遊んでもらっている娘の姿を見た時、安堵感で身体中の力が抜けるとともに、つい「何やってんの!お母さんから離れちゃダメって言ったでしょ!!」って怒ってしまったわたし。

後から冷静になってふりかえって思ったのは、あの時小さな体をギュッと抱きしめながら娘にかけてあげる言葉はそれじゃなかったなあと。

幸い娘は幼すぎて、その迷子事件のことは記憶に残っていないみたいで。
シンデレラのお城が大きかったとかミニーちゃんが可愛かったとか、キラキラした思い出しか残っていないようで^^; 



ちなみに…
言えばわかる、相手も聞いてくれているはずと思っている聴感覚優位タイプのわたしに対して
体験しなくちゃわからない、体感することで納得する体感覚優位タイプの娘。
どおりでいくら言っても右から左だったわけで。
口で何度も言って聞かせるよりも、黙って離れちゃいけないよ、の想いを込めてずっとギュッと手を握っていれば良かったわけで。

当時は残念ながら音声診断はまだ世の中に生まれていなかったけれど、
あの頃からお互いのタイプの違いを知っていれば
それ以降のあんなことやこんなこと
親子の気もちのすれ違いもなくて、子育てがもっと楽だったかもしれないなんて思ったりもしています。


いずれにしても。
この頃いろんなところで見聞きするようになった「怒り」についての話。

子どもに限らず誰かや何かに怒りたくなった時は、
その怒りの下にどんな本当の気もちがあるのか自分の心をのぞいてみると、相手にかける言葉も違ってくるかもしれませんね。



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