「ほめる」について 〜対子ども編
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6秒で声分析、声から観るあなたの個性〜音声診断ねいろ です。
昨日の「ほめる」話の続きです。
ほめるほめられるはお互いがハッピーになり、それぞれが自分自身の自己肯定にも繋がるとお話ししました。
一方で
子育てにおいて、ほめて育てるは本当にいいことなのですか?
と疑問を持つ方もいます。
確かに「ほめるは一種の評価である」
とも言えるので、使い方によっては
(特に子どもに対しては)それが逆効果になる場合もあるようです。
というのは、何かできた時にほめる(条件付けでほめる〜例えば親にとってうれしいことをした場合、テストでいい点をとったとかお手伝いしてくれたとか)
→ ほめる がごほうびみたいになってしまう
→ 子どもはごほうびが欲しいがゆえにがんばる。
逆にいうとほめられない=ごほうびがもらえないと何もしない子になってしまう
ということも起こるかもしれません。
アメとムチじゃないけれど
親にとってのいいこと〜こうしてほしいとかこうなってほしい〜をしたらほめる、そうじゃない場合はほめない、または叱るという賞罰的な構図が知らず知らずのうちにできあがっているのだとしたら…
無意識ではあるけれど親の中にある子どもへのコントロール願望が、ほめるというかたちに変えて表れてしまうことになります。
なので。
子どもにかける言葉は
「〇〇してえらいね〜」ではなく、
「〇〇してうれしい!」の方をオススメします。
ポイントはその時感じた自分の素直な想いを伝えること。
私を主語にして気持ちを伝えるアイメッセージですね。
例えば 「たくさんお手伝いして〇〇ちゃんえらいね〜」より
「〇〇ちゃんがたくさんお手伝いしてくれて、お母さん助かったよ。うれしいなあ」みたいに。
こう言われると子どもは
自分がしたことでお母さんが喜んでくれた、役に立てた、など純粋にうれしく思える気持ちが
ほめられるからやる ではなく、自分がやりたいからやる自発的にやろう!につながっていきます。
結果、自己肯定感の高さにつながったり自立心のある人間に成長していくと言われているんです。
本当にちょっとした言葉の使い方の違いなんですけどね。
どんな意識を持って言葉を使うかはとっても大事です。
そして、
主語を私にして自分の率直な想いを語る…
これは怒りについてお伝えしたときの内容とも重なる部分があります。
相手(子ども)をどうこうしようではなく、自分の中から出てくる素直な気持ちや想いこそが、人の心を動かすのかもしれませんね^^
そして、ご自分の中に子どもへのコントロール願望がないか、それが無意識にほめ言葉となって出ているのではないか…
そんなことをふりかえってみてはいかがでしょう。
なーんてことを語っているわたしですが、これもこれまでの体験と学びのなかから得てきたこと。
セッションや講座の中でもシェアしていけたらと思っています。
さらにもっと言えば。
人は(子どもは)何かをしたからえらいとかすごいのではなく、
ほんとはただそこに居るだけで貴い存在なんですよね✨
そう、
人はそこに存在しているだけですごいんです。
存在そのものが素晴らしいのです!
〜したからすごい人なのではなく。
赤ちゃんの時ってそう思うでしょ。
なんにもできない存在だけれど、ただそこにいて息をしているだけでも愛おしい♡みたいな。
成長してもそれは同じことです。
* あなたの素晴らしさを実感できる音声診断セッションは秋田市内のカフェ等で随時行なっています。
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