neiro@akita

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エンディングノートの思いがけない効用

ご訪問ありがとうございます。6秒で声分析、声からみる個性〜自分を見つめる音声診断ねいろです。お盆ですね。毎年この時期を迎えると、これまでの人生の中でお別れした人たち〜両親や大切な人へ想いを馳せる時間が多くなります。そして、この期間はわたしにとっては自身のエンディングノートの見直しの時にもしています。実はわたし、4年前に終活カウンセラーの資格を取得し、その一環でエンディングノートの書き方講師にもなっているんです。資格取得の講習会では各方面についての実務的なことも習ったけれど、わたしが一番心に響いたのは『 終活は残された人への愛である』という講師の先生の一言でした。そもそも、なぜわたしが終活やエンデイングノートについて興味を持つに至ったかというと…それこそ「子どもへの想い」から。病気で倒れた実家の父の世話をしていた12年間の間に、『もしもの場合どうして欲しいと思っているのか』を父がまだじゅうぶん元気なうち、意思疎通ができるうちに聞いておけば良かったと、わたし自身が何度も痛感したことがあったからです。それはたとえば命をつなぐための延命処置や胃ろうなどの手術が必要となった場合。3歳下の妹がいるとはいえ、母をとうの昔に見送り、長女で同じ市内に住んでいるわたしが保護者であり、父に関する全てのことを背負っている状況で、それはそれは重責でした。父の命をわたしたち子どもが決めていいものだろうか。どんな状態であっても少しでも長く生きていて欲しいと思うのは、子ども側のエゴだろうか。父の本当の想いはどこにあるんだろう。本当に悩みました。結局は妹と想いが一致していたので、ギリギリこれ以上は…というところまで治療をお願いしたのですが。父自身がそこまで望んでいたのかはわからずじまいでした。病状とともに認知症が進んでいって口もきけない、わたしのことが誰だかわからない、ほとんど寝ているだけの状態になった父。本当は何を望んでいるんだろうと、聞いてみたかった。そして、わたしの中に「わたしと同じ思いを自分の娘にはさせたくない。させられない」という想いが芽生えるようになったのでした。もし自分の身に置き換えたら。『万が一にも同じような状況になった場合、わたしはこうしてほしいと思っている。』と紙面に書き記しておくことで、少しでも子どもへの精神的負担を減らせたら。「これがお母さんの望みなのだから、あなたは悩んだり罪悪感を感じなくていいんだよ」と。それを伝える一つの手段がエンディングノートでした。そして、悩みや迷いは父を見送ってからも続き…見送った直後からの一連の事を終えた後も、空き家になった実家の問題や遠くの地にあったお墓を市内に引っ越しさせることなどなど、問題は山積。今でこそ終活ということばが広く知られるようになり、テレビや雑誌にも特集されたりしているけれど、当時は誰に聞けばいいのかもわからず、あちこちの場所に出向き専門家に聞いてまわり(空振りすることも多々)…結局全部解決するまでに何年もかかりました。その間動き回ったこと全部が経験値となり、それを活かさないのはもったいないと妹に勧められて、終活カウンセラーの資格を取ったのでしたが、わたしの想いはただ一つ。終活カウンセラーの資格を取ることで得られるエンディングノートの書き方の勉強会の機会。(今は行政や民間でもさまざまな催しがありますが、当時はまだ一般的でなかったと記憶しています。)多方面から書き記しておいて、いざという時に娘が困らないようにしてあげたいということでした。そうして初めてのエンディングノートをひと通り書き終えた時、妙にスッキリした気持ちになったのを覚えています。そして、同時に感じたのは「ここからまた新たに始まる 」というような不思議な感覚。ページを埋めるために今までの人生を振りかえる時間を持ったことで、そうしてそれらを文字にして書き表わしたことで、自分の気持ちの整理ができたのです。これは思わぬ効用でした。エンデイングノートを書くことを通し、自分のこれまでの生き方を振り返ることで「これからどう生きるか、どう生きたいか、自分が本当に大切にしているのは何か」を見つめるきっかけにもなったからです。終活って聞くと、まだ早い、若いから関係ないとか縁起でもないって思いがちですが、どんなかたちであってもエンディングノート(という改まったものじゃなくても)に書き記しておくことはオススメです。結局はこれも「自分の想いを伝える」ってことですものね。ちなみにわたしは鉛筆書きで書いています。それは年月とともに変化する部分もあるから。年に一度この時期に見直すことで、自分の新たな気持ちに気づくこともあるからです。

「ほめる」について

ご訪問ありがとうございます。6秒で声分析、声から観るあなたの個性〜音声診断ねいろ です。音声診断から派生した「想いを伝えるヴァイヴレーションヴォイス講座」では毎回いろいろなワークを取り入れていますがその1つに受講者さんがお互い相手のいいところ〜相手に感じたこと、外見や雰囲気をほめあう時間があります。ほめワーク、ですね。これがなかなか難しい。日本人は謙遜の文化が根強く残っているので人からほめられるとつい「いえいえ私なんて…」とか「そんなことないですよ〜」なんて言いがちです。でもね、実はこれって相手がいいって思ってくれていたことやその想いを否定すること、なんですよね。相手が心からそう思って言ってくれていることに対して、いやいやそうじゃないからって否定してるのと同じ。大げさに言ってしまえばあなたのその感じ方は間違っていますよ  と言っているのと同じことです。こういう時はただひとこと「ありがとう!」ってほめられてうれしい気持ちを笑顔でお返しすればいいと思うんです。そしたら相手もうれしくなるでしょ^^ほめるって慣れてないと案外照れが入って口に出しにくかったりするけれど、相手が自分の言葉をそのまま受けとってくれて、さらに笑顔も見られたら 言ってよかった〜♪ってなると思うの。お互いにハッピー♡ですよね〜 ♪(あまりほめられると本心かなと疑ってしまうとおっしゃる受講生さん。本心かどうかは相手の声だったり表情、かもし出す雰囲気でわかるので大丈夫ですよ😉)そしてこの「ほめる」にはもうひとつ効用があります。それは自分に対する思い込みの枠が外れるということ。先日の講座内では最初にわたしが実験台となって?ほめてもらうことにしました。そうしたら自分では思いもよらないことを言っていただいてビックリ!!ある方曰く、なんと、わたしの手をきれいだと思って見ていたんだそうです。わたしはずっと自分の手が大きくて男っぽいなと思っていてあまり好きではなくて 、〜その昔、20代の若かった頃、失恋したばかりの友人と何かの拍子に手を繋いで歩いていたときのこと。ひろみちゃん(わたし) の手は彼とおんなじ感覚で安心する♡と言われ、どう捉えていいものか困惑したエピソードもあったりして^^; 〜そのうえ歳を重ねる毎に増えていく手の甲のシミが気になって、人前で手を出すことに恥ずかしさを感じていたのです。だからとっても驚いてしまい、思わず「いえいえ…」って言いそうになったりして。でも、それ以来、コンプレックスの一つだった自分の手に対する見方が変わったんですね。そう思っていてくれる人もいるんだなあと素直に受けとったら、この手もそう悪くないかも♪ なーんて思えてきて。今までおろそかにしていた手のお手入れ〜水仕事の後にハンドクリームを塗るとかそんなことですが〜にも気を配るようになったのだから、我ながら単純というか。こんなふうに、ほんのひとことでそれまでの認識がくるっとひっくり返ることもあります。だから相手に対して気づいたいいところは率直に伝えた方がいいし、そのことに気づいた自分もスゴイ!ってほめちゃってくださいね〜 ^^

声を変えるには内面からのアプローチも必要

ご訪問ありがとうございます。6秒で声分析、声から観る個性〜自分を見つめる音声診断ねいろ です。前回の記事で息 = 自分の心 と書きました。そう、息には自分の心がのっているんですね。「誰に」「どんな想い」を伝えたいのか…それが言葉にしなくても息だけでも伝えることもできるんです。というところから始まった先日の「想いを伝えるヴァイヴレーションヴォイス講座」の2回目。初回は自声を魅力的に出すための身体からのアプローチをし、今回は内面(意識)からのアプローチが中心の内容でした。この講座は一方的に説明を聞いてもらうだけではなくて、それにともなったワークもたくさん。実際に体感してもらいながら進んでいきます。今回は講座の内容に入る前に少しだけおしゃべりタイム。受講者さんが前回からの出来事についてお悩みも含めて話してくれました。そのお話がその日の講座の内容とことごとくリンクしていてびっくり!!まるで、今日これからお伝えすることを予感していたの?ってくらいに。でも、だからこそ我が事として身近に感じ、お伝えしている内容もすんなり入っていったのではないかと思います。こんなふうにお悩みや問題点も含めてお話をお聞きしながらできるのも少人数制のいいところだな、なんて改めて思いました。この日のテーマは「意識」そして「想い」の力。息に対する意識の他にも言葉に対する意識〜言葉の使い方・選び方をどう意識するかなどで相手や自分自身への影響も違ってくるということを事例を出してお話ししたり、伝える意識と伝え方についても。ちょっとしたコツがわかるだけで言葉も声もコミュニケーションも変わってくるんです ♪次回はいよいよ最終回。引き続き内面からのアプローチ編を違う角度から掘り下げていきます。そして発声練習もラスト。音声診断もあります。初回の時とどんなふうに変わったか、楽しみです♪(もちろんわたしも自分のためにマメに発声練習していますよ〜 サボったり忘れていると発声や滑舌にてきめんにあらわれるのが面白い ^^;)

息の色、声の色

ご訪問ありがとうございます。6秒で声分析、声から観る個性〜自分を見つめる音声診断ねいろ です。いきなりですが、あなたは今いい息してますか?なんて聞くとハミガキ粉のCMみたい^^;ですが、そうではなく、どうやら息にも色があるらしいというお話です。これは以前ストレスについて学んだ時に聞いたお話。アメリカの学者エルマゲイツ博士によると人間の息を瞬間冷凍すると、心が作り出す成分が色がついた沈殿物となるとのこと。その時の心理状態によって息の色が変わってくるのだとか。たとえば健康な人間が吐き出す息は無色透明。怒っている時の息は栗色。悲しみや苦しみの息は灰色。後悔、妬みの息は薄紅色。なのだそうです。さらには栗色の沈殿物をネズミに注射すると、わずか数分で亡くなる とか、人間が一時間怒り続けると80人もの命を奪うほどの毒素が発生するなどという恐ろしい話も。心の働きが周りに影響を与え、自らも傷つけることになる…こんな話を聞くと、目には見えなくても無色透明な息を吐いていたいものだと思います。ただ、矛盾するようですが、もう一方で感情に善し悪しはないという考え方があります。わたしもそう。人間だもの、その時々でいろんな感情がわくのは当然だよね、と。どんな感情もその時の自分。仮に怒りや妬みなどいわゆるマイナスの感情が出たとしても、そこにはそうなった元の想いがあるはず。どうして私はこう感じているんだろう、というふうに自分の心を見つめるいい機会ととらえることもできます。そうしているうちに自分がどんな時にお怒りモードになるのか嫉妬してしまうのか、なんて傾向がわかってきて、だんだん対処のしかたもわかってくるとそれらの回数も減ってくるように思います。また、悲しみや苦しみを抱えている場合。自分に対して "そっか〜それは悲しい(苦しい)よね〜" と一旦認めてあげて、自分によしよししてあげる。そこにいる自分を否定せずに。そしていつしかその感情を味わいきったら上に上がるしかない、みたいな気持ちになるといいます。人間は案外つよいです。